白戸「新川。ちょっと来て。」
もう1つ、変わった事といえば
同じクラスの白戸くんが
最近やたら私に話しかけてくる事。
愛琉「何?」
白戸「この間、新川が言ってた
ゲームたまたま見つけてさ。
これ、新川にやるよ。」
好きなゲームの話題で盛り上がってから
何かと私にゲームの話題をふってくる。
ゲーム好きの私としては
同じ話題で盛り上がれるのは
嬉しくもあるけど、さすがに
その話を学校でされるのは困る。
愛琉「ちょっと!しまって!」
白戸「どうした?」
愛琉「ごめん、学校じゃ困る。
私、そうゆうキャラじゃないから。」
白戸「...ああ、そっか。ごめん。」
鬼男と同じ様にとはいかないけど
白戸くんの前では割といつも通りの
自分でいられる。多分それは
白戸くんが私の事を少なからず
理解しようとしてくれているからだ。