だとすると、多分...私の事だ。
スマホを部屋に置いたまま
最近ではほとんどいる事のなかった
リビングで私はあいつの帰りを待った。
ーガチャ
今日も19時きっちりに
鬼男は帰ってきた。
愛琉「あのさ...」
築「何だよ。」
愛琉「何で先輩にあんな事したの?」
築「あんな事?」
愛琉「裏サイトに書き込んだの
あんたでしょ?あんなの...
先輩が可哀想だよ。傷付くよ。」
鬼男はカバンをダイニングテーブルに
置き、ソファに座った。
築「お前の傷に比べれば
どうって事ないだろ。
自業自得だ。あいつが悪い。
ダメージは少なくしてやった。
高校生なんて飽きっぽいから
新学期にはキレイさっぱり
皆、忘れてるよ。」
ほら、やっぱり。
鬼男は勝手に私の事を助ける。



