そして、たった一言。
『忽那大雅は最低野郎。』
と書いてあった。
そんな一言で始まった掲示板は
便乗した他の人達からの書き込みで
スレが満杯になるほどだった。
相変わらず鳴り止まないメッセージでは
あの投稿を1番始めにした者は
誰か犯人探しが始まった。
あまりクラスでは目立たない
機械オタクの山口くんが
メッセージの中ではお喋りだった。
山口くん独自に調べた結果を
皆に報告すると、それに対して
何人もの人が興味を示していた。
山口くん曰く、相手はかなり
機械に強くて誰だか特定されないように
しているらしい。
機械の事はあまりよく分からない。
だけど、私には思い当たる節があった。
私は知らなかったけど
皆の話では大雅先輩は昔から
かなりの遊び人だったらしい。
学校では割と知られているその噂を
今更、広める必要はない。



