外見9割、性格1割。


大雅「教師が生徒に手出して
いいと思ってんのかよ!!
今の事、学校に言いつけて
辞めさせてやるからな!」

築「ご自由に。」

大雅「俺は本気だからな!
高校生だからってなめてんじゃねぇぞ!」

先輩の怒鳴り声にも物怖じしない
鬼男はいつも通り冷静だった。

築「お前さ、さっき新川は
何の苦労もしてないって
言ってたけど、お前は新川の
何を知ってんの?」

大雅「は?何だよ、それ。
少なくともあんたよりは俺の方が
知ってると思うぜ。
あんたなんて入りたてのペーペーだろ。
新川の担任になって3ヶ月か。
俺は1年の頃から新川の事を知ってる。」

築「だったら、知ってるはずだろ。
新川がすげぇ努力家だって事くらい。
辛いダイエットに耐えて
努力して頑張って今の新川に
なった事くらい知ってるだろ。」

何で、鬼男が知ってんの。
そんな事話した事ないのに。

大雅「何で、お前が
そんな事知ってるんだよ。」

築「見ての通り俺は
生徒思いの真面目な教師だから。
生徒の過去の事くらい
ぜーんぶ知ってんだよ。
忽那。お前の方こそ大人をなめるな。」

もう勝てないと思ったのか
先輩は舌打ちをすると
地面を蹴りあげ帰って行った。

当たり前だ。鬼男は強い。
口喧嘩なら世界中の誰にも
負けないくらい強い。