芽衣「ほらほら。皆そのくらいにして。
そろそろ授業始まるよ。」
皆にあいつのいい所が
伝わってない事が悔しかった。
家に帰ってからも私は
リビングで勉強していた。
ーガチャ
しばらくすると鬼男が帰ってくる。
今日も地味センのままの
鬼男は横目で私の事を見ると
自室へと入っていった。
次に部屋から出てきた時には
いつもの鬼男に戻っていた。
キッチンに立ち、料理を作り始めた
鬼男は何も知らない。
学校で生徒からどう思われているのかを。
皆に伝えられないのなら
せめて鬼男にだけは伝えなければ
ならないと思った。



