築「入ってこい。」
愛琉「いいの?」
築「ああ。」
ーガチャ
初めて入った鬼男の部屋は
やっぱり鬼男らしくて
ベッドに書棚に書斎デスク。
必要最低限の物しかない
シンプルな部屋だった。
書斎デスクの椅子に座りながら
1枚のファイルを取り出す。
築「問題を作った。
俺がヤマをはっただけだから
追試に出るとは限らない。
それでもお前はこの問題を解くか?」
愛琉「当たり前じゃん。
明日までに1枚は終わらせるから
あんたは今日は眠ってよ。」
鬼男の手からファイルを受け取り
部屋を出ようとする私の腕を鬼男が掴む。



