今更、もう遅いのかもしれない。
酷い事を言った私の事なんて
もう応援してくれないかもしれない。
愛琉「あんたには何のメリットもないのに
私の為にしてくれてた事なのに
キツくて辛くて、あんたの厳しさから
逃げようとした。私の為に
あんたが頑張ってくれてる事も知らず
あんたが毎日、私以上に睡眠時間が
取れてない事にも気付かず
いっつも私は自分の気持ちばっかりで
あんたの事全然考えられてなかったよ。」
こんな事頼むのは図々しいのかもしれない。
愛琉「もう絶対に逃げない。
弱音も吐かない。だからお願いします!
もう一度私に勉強を教えて下さい。
私を3年生に進学させて下さい!」
部屋の中から声は聞こえなかった。
嫌になったんだろう。
私のこの勝手さにとうとう
嫌気がさしたんだろう。
そんなネガティブな事ばかり
考えていた。しばらくの沈黙の後
鬼男の部屋の扉が開く。



