愛琉「そこにいる?」
築「何だ?」
愛琉「今日は本当に...ごめん。
何かその...言い過ぎた。」
築「お前が嫌ならやめればいい。
俺はお前に頼まれてやってただけだ。」
そうなんだよね。
よくよく考えてみたら
私に勉強を教えても
鬼男には何のメリットもない。
お給料が出る訳でもない。
誰かから評価される訳でもない。
メリットもないのに鬼男は
私の勉強に付き合ってくれたのに
何で私はあんな事言っちゃったんだろ。
愛琉「諦めてた。どうせ私が
頑張ったって意味ないんだって。
必死に勉強しても、私は
結局ダメだった。あんたの言う通り。
バカなくせに進学校に入った事自体
間違いだったんだって思ったよ。
でも、あんたは諦めてなかったんだね。
本気で私を応援してくれてた。
言葉通り私が3年生になれるように
力を貸してくれてた。」



