芽衣「でもさ、愛琉は黒沢先生の
机の上を見た事がある?」
愛琉「机の上?」
芽衣「数学準備室の黒沢先生の
机の上には沢山の栄養ドリンクがあった。
愛琉が眠った後や授業の合間、黒沢先生は
過去問や今までの追試の問題を見て
愛琉の為に問題を作ってくれてたんだよ。
ぶっきらぼうで伝わりずらいのかも
しれないけど、いつだって黒沢先生は
愛琉の為を思って厳しい事を
言ってくれてるんだよ。
そんな先生の思いを愛琉は
無駄にして平気なの?」
知らなかった。鬼男がそこまで
私の事を思ってくれてただなんて。
だけど、鬼男は言っていた。
私を必ず3年生にしてやると。
その言葉を鬼男はちゃんと
守ってくれようとしてるんだ。
愛琉「間に合うのかな?
あんなに酷い言葉を言ったのに。」
芽衣「愛琉が本当にそう
思ってるなら黒沢先生には伝わるよ。
ほら、教室戻ろ。」
愛琉「ごめん、少し頭冷やしてくる。」



