外見9割、性格1割。


愛琉「何で言い返さないのよ。
あんたはそんな人間じゃ...」

私とは違う冷静ないつもの鬼男が
そこにはいて、私は言葉を飲み込んだ。

築「新川の言う通りだよ。
こんな問題解けなくても
お前の人生は変わらない。
でも、俺から言わせれば
こんな問題も解けないお前が
将来、何の役に立つんだ?」

愛琉「はぁ?」

築「カリスマなんて言われてても
読者モデルなんてごまんといる。
本気で何かに取り組まない奴が
プロになんてなれねぇよ。
勉強も同じだ。分からないから
諦める。解けないから逃げ出す。
そんな奴には一生理解できねぇよ。」

いつも通りに見える鬼男だったけど
私にとっては全然違った。
そこには、鬼男の優しさが微塵もなかった。
ただの私を罵倒する言葉に感じた。