鬼男はいつも私を知ってる。
私でさえ知らない私の事も
私では気付かない私の事も
全部全部、鬼男は知ってる。
それは多分、大人だから。
鬼男の方が人生の先輩だから。
愛琉「そっか。
このドラマのようにさ
バッドエンドも悪くないよね。」
築「大体お前はそうゆうガラじゃない。」
愛琉「ガラじゃないって?」
築「悩むとかお前らしくない。
お前はピンチも悲しみも怒りも
寂しさも辛さも全部糧にして
上へ上へいこうとする
向上心の塊みたいな奴だから。」
鬼男が私の事をそんな風に
思っていたのは驚いたけど
でも間違いではない。
私はどんなに悲しい事があっても
どんな酷い言葉も、クソ野郎って
それをパワーにして自分を変えてきた。
愛琉「さ、私は勉強でもするかな。」
築「ああ。頑張れよ。」



