愛琉「今日、同級生に告白された。」
築「そう。」
愛琉「あんたに嘘ついた。
本当は告白なんてされた事なかったの。
初めての告白だった。
嬉しかった。でも、私は傷付けた。
仕方ない事だって芽衣には言われたけど
後ろ姿が、悲しくて辛かった。
だけど、涙の理由はそのせいじゃ
ないと思うんだ。根拠はないけど。」
ぐちゃぐちゃでまとまらなくて
国語のテストなら0点を貰うような
文章だったけど、それが私の全部だった。
築「お前は優しいんだよ。」
愛琉「え?」
築「お前の涙の理由の半分は
相手の立場になって自分も
傷付いたからだ。相手と同じ分
お前も傷付いたんだよ。
もう半分は、多分...怖くなった。
人を好きでいる事。想いを伝える事。
いつか来るその日を想像すると
怖くなるから、泣いたんだ。」



