築「もう21時だぞ。」
愛琉「...え?」
築「このクソつまんねぇドラマ。
お前、好きなんだろ?
最終回見なくていいのか?」
ああ、そっか。今日は木曜日だ。
最近は勉強の事しか考えてなかったから
そんな事すっかり忘れてた。
築「たまには息抜きしろ。
飯食うなら持ってきてやるよ。
今日は特別にここで食う事を許す。」
愛琉「うん。」
鬼男は本当に夕飯を持ってきてくれて
ドラマを見ながらそれを食べた。
私の大好きな恋愛ドラマ。
鬼男の大嫌いな恋愛ドラマ。
でも、今日の鬼男は文句
1つ言わずそのドラマを
ソファに座りながら見ていた。
鬼男の作ってくれた夕飯は
私には少ししょっぱかったけど
でも、美味しかった。
最近のドラマにしては珍しくその物語は
ハッピーエンドではなかったけど
何だかそれが人生に似ているなと思った。



