大好きな君に


「珠莉、離して」


藍くんがそっと私の体を離した。


「母さん、大丈夫だから今日は帰っていいよ」


「そう?じゃあまた明日くるから。じゃあね珠莉ちゃん」


私は頭を下げてお母さんの背中を見送った。


「こんな所で話すのもあれだし、入りなよ」