大好きな君に


ネックレスを貰って勇気のでた私は、1度大きく深呼吸して、藍くんの方を向いた。


「あのね藍くん、私ね、」


「待って珠莉。俺に先に言わせて?」


慌てたように藍くんが言うから、私は口を閉じた。


「俺、珠莉が好きです。付き合ってくれませんか?」


顔を真っ赤にしながらいつもより少し早口で言った言葉。