その日、私たちは近くの旅館に泊まった。 旅館に着いてまもなく、ご飯が運ばれてきた。 2人畳の部屋に正座してご飯に目を輝かせた。 小さな鍋がぐつぐついっている。 蓋を開けるとすきやきだった。 「あ、珠莉の好きな茶碗蒸しあるじゃん」