それでもまだ不安な顔の私を見て、藍くんは私の肩に手を置いた。 「もうすぐ本当に動けなくなっちゃうかもしれない。だから元気なうちに珠莉と思い出が作りたい。だからお願い。」 肩に置かれた手に力が入っている。 「わかった。一緒に思い出作ろう」 できるだけ藍くんのしたいことは叶えてあげたいと思った。