大好きな君に


藍くんのシャンプーの香りが鼻をくすぐる。


「ねぇ珠莉」


「どうしたの?」


「旅行、行かない?」


突然のことに目を丸くして驚く私と、イタズラが成功した少年のような笑顔の藍くん。


嬉しかったけど、体が心配だった。