大好きな君に


藍くんは目を真っ赤にした私とさくらに驚いた顔をした。


「じゃあ俺ら帰るな。じゃあな珠莉、藍先輩」


竜生はそう言って上手く喋れないさくらを連れて歩いた。


「藍先輩」


大翔は藍くんの目の前に立った。


「俺、まだ珠莉のことが好きです。でも藍先輩といるときが1番幸せそうな顔してるんです。だから俺は身を引きました。もし珠莉を泣かせるようなら容赦なく奪いに行くんで」