シンデレラの残酷なガラスの靴は如何に




「うん」


「でねでね!」



智に三上くんのことを話し始めると止まらない。

好きなんだなぁとは思うが、さすがに鬱陶しくなってくる。



「はいはい、好きな気持ちは十分伝わってきたからさ」


「そうじゃなくてさ!聞いてよっ!」



結局智は昼休みが終わるまで、ずっと喋り続けた。