そして、いよいよ、確認してもらう必要があるのは太陽だけとなった。
太陽はどうやら国語が苦手らしい。
でも、彼は私と違って幾分努力している。
努力家....頑張り屋さんなのだろう。
月に助けてもらっても…
本当に頑張ってやっている。

彼が羨ましく思えた。
私も彼のように、"フレンドリー"であれば、
月のように"自分主義"でいれれば、
彼らみたいになれたのだろうか??

私は、前も後ろもない
1本の道を
ただひたすらに
歩いている。

そんな気がした…。

何を間違えたのか…そんなの自分でも分からなかった。

しばらくしてようやく、太陽も書き上げたようだった。
太陽はほとんど良かったみたいだった。

そして国語の授業は終わり、号令がかかった。