やっとついた。
最近は幾分体力がついたのか息切れはしなかった。

でも先生は、これで2回目だぞ、全く何しているんだ?
と冷たい口調で言ってきた。

正直、うざったいものだ。
なんとかしてくれないものだろうか。
まだ何分かは残っているというのに。
私は、はい。そんなのわかってますよ。と突き放すように言った。
そして私はそこをすっと通り過ぎて言った。
先生は、少し顔をしかめていた。