次の授業は、家庭科だった。
ほかの先生より甘そうで優しそうな先生だと思った。

だからか、安心して寝た。
先生は何かと話始め、
何か質問はあるかと聞いてきた。
でも他の子も飽きていたのか、寝てしまっていた。

すると、先生の気に障ってしまったのか。
先生はクラスに響き渡るほどの強さで教卓を叩いた。
そして、ここのクラスは
明るくてノリがいいのやらなんやらとか
僕だからこうなのかとかなんやら話始めた。
私達は意味がわからず混乱していた。
後ろの席の子達もザワザワしていた。

先生はこういった。
そうです。全員、ここから飛び降りましょうか?
大丈夫でしょう?…
寝て話を聞かない余裕があるんだから。
と、何か怖いことを言った気がする。

私自身、何か本当に言っているみたいで、顔が青ざめた。