「ヒヒヒヒヒ、
 いや、ごめん、
 はは、ホントに、
 来るとは思わなかったから、
 イヒヒヒ、
 なんかさ、
 そっち行くかもよーって、
 ハハハ、
 君俺の会社に来たんでしょ、
 グフ、
 俺尋ねて、
 プハハッ、
 だから」


彼はアタシの目の前で

何度も何度も

吹きだしながらしゃべった。

目元には深い笑いジワが浮んでいた。


「いやーでも、
 ハハ、
 すごいね、来たんだ、
 ワハハハハッ、
 そっ、その理由が、
 ブフッ、
 おっ、俺に、
 こっ、告白、
 ヒヒ、
 するために?
 キヒッ、
 マ、マジで? 
 ヒャハハハハハハッ、
 スゲー、
 ヒャハハハハハハッ・・・」