数分後。 なんとか落ち着きを取り戻したアタシは さっきの発言を力ずくでなかったことにし、 暴漢に襲われていた自分を助けてくれて そのまま名も告げずに去っていった恩人を探している というストーリーを 身振り手振りとSEをつけながら力説していた。 数分に及ぶ寸劇を 楽しそうに見ていたお姉さんは 話し終えて肩で息するアタシに ステキな笑顔でこう言った。