えっ… 何を言っているのか理解できていない私にお兄様はこうはっきりと告げた。 『ルカさんと一緒に王都へ戻りなさい。これはお兄様命令だよ。エマ』 言葉とは裏腹に優しい顔でそう言うお兄様 私の気持ちはお兄様にバレバレだったんだ…。 泣いてしまった私をお兄様は小さい子をあやす様に慰めてくれた。 それがなんだか懐かしく感じて、さらに涙が溢れた。 そのまま寝てしまい、その日はルカさんも屋敷に泊まっていくことになった。