翌日

また2人で弁当を
食べていた。

安奈が
空っぽのお弁当箱をみて言った。

「絶対行きなよ?」

『イヤだ・・・』

私は、
さっきあいつから
言われた。
「放課後!
ガーデニング部に来い!」

『イヤだよー』

「でもなぁもしやってくれたら
何か奢るからっ
俺が連れて行ってあげるんだよ?
どうせお前、異性とメシなんて
食べに行った事なんてないだろ?」

『・・・やっぱムリ』
私が歩きだすと、
いきなり腕を
つかまれた。

『////ふぇ?』

「もしかして、これも初とか?」

『…絶対行かない!』

すると彼は口を尖らせて
何か考えている。

『あのー話してもらえます?』

「あっ!」
彼は何か浮かんだように
見つめてくる。

「もし、来なかったら
犯すよ?」

『…い、意味分かんないし』

「うっそー
お前みたいなんとシタら
体が腐るね」
彼は笑いながら言う。

私は腕を振り払って
教室に帰ろうとした。

「とりあえず来いよ--」