病室に着くと、
あいつは居なかった。

私は病院の中をさがしてみた。

すると、病院の案内板を
ボーっと見てた、あいつを見た。

しばらくすると、
看護婦さんが来て
あいつの病室の方に指を指していた。

もう異変が出できてるんだ。

見つめていると、目が合った。

私は急いで帰ろうとした。
すると、
「お前も俺の事見捨てるのかよ!」

『えっ?』

「見捨てんのかよって!」

ただ怖かった。
彼の頭から私の事が無くなるなんて。

私は黙って彼に背を向けた。