雲の上の人。

それが桐谷社長だった。

社長なのに威張らずに優しい雰囲気をかもちだしていた。


工藤明美…わたしが秘書をしていた。

自分ではルックスもキャリアもそこそこあると思っていた。

しかし、そんなのを吹き飛ばすのが桐谷豪だった。


桐谷社長に認めらたくて仕事以外にも頑張って勉強したりプロポーションを維持するためにジムに行って自分磨きをしていた。

そんなときに吸収合併の話や前社長が亡くなったりが起こった。

そして秘書だと当然思っていたが形だけの課長に昇格…。

明美は、桐谷社長に直訴した。

社長は、会ってくれもしなかった。

誰が桐谷社長の秘書になったのか知りたかった。

片岡汐里?大学が同じで親友だった汐里だった。

何故、あんな普通の女が?秘書もした事もないのに…。

明美の嫉妬の炎は燃え上がり汐里と偶然を装って近付いた。

学生時代と変わらずの片岡汐里は天然だった。

桐谷社長の変貌ぶりに驚いた。

あの優しかった社長が…そんなはずはない。

明美真相を探るために汐里の彼氏秋人に近付いた。

2人が別荘に行っているのは確認済みだった。

明美は、片岡汐里の友達を装って強いお酒を選んで秋人に飲ました。

すぐに、酔って眠ってしまった。

そして洋服を脱がして自分も裸になって汐里の帰りを待った。

リアクションは予測通りだった。

汐里だけを幸せにはしない。

崩壊してく2人を見て明美は達成感を震えながら感じずにはいられなかった。

しかし、誤算だった事にすぐに気がつき秋人を会社に向かわせた。

のにも関わらず2人は車に乗り込みキスをしていた。

明美は、仕方なく秋人と付き合う事になった。