なんだか沈んでしまった気分を振り払うため、
私はいつもとは少し違った過ごし方をしてみることにした。
いつもなら、本を読んだり音楽を聴いたり、、、
ただそんな退屈なことを繰り返すだけだった。
だけどそれはやっぱりそれほど楽しくもなく、
ただただ寂しさを感じていた。
そんな私を見下ろす、輝く太陽が
私は何よりも嫌いだった
「...私の世界は」
「きっともう、変えられないんだよね」
少し目を伏せ、太陽が作り出す自分の影を
なんだかとても虚しく感じながら
私は1人呟いた。
ふと、もう1つ影が落ちてきた。
「変えちゃえばいんじゃん??」