名前って、だいぶ最初辺りの自己紹介で名乗ったと思うんだけどな…。
そんなことを思ったけれど、私も目の前にいる彼の名前を全く覚えていない。
ま、私の場合はゆかりに強制的に連行されたうえに参加させられた訳だから覚える必要も何にもないんだけど。
「小山内ゆかりです」
全ての原因である当人の名前を名乗った。
「俺は二ノ宮践(ニノミヤセン)だ」
彼――二ノ宮さんが自分の名前を名乗ったその時、
「はい、10分経ちました。
これでトークタイムは終了です」
司会者が言った。
ああ、もう終わったのか…。
これで帰れるんだなと、私は心の底から思った。
「…残念だな」
二ノ宮さんはやれやれと言うように息を吐いた。
えっ、何が?
そう聞きたかった私だけど、彼は隣へ――最初に自分が座っていた椅子に――と移動していた。
そんなことを思ったけれど、私も目の前にいる彼の名前を全く覚えていない。
ま、私の場合はゆかりに強制的に連行されたうえに参加させられた訳だから覚える必要も何にもないんだけど。
「小山内ゆかりです」
全ての原因である当人の名前を名乗った。
「俺は二ノ宮践(ニノミヤセン)だ」
彼――二ノ宮さんが自分の名前を名乗ったその時、
「はい、10分経ちました。
これでトークタイムは終了です」
司会者が言った。
ああ、もう終わったのか…。
これで帰れるんだなと、私は心の底から思った。
「…残念だな」
二ノ宮さんはやれやれと言うように息を吐いた。
えっ、何が?
そう聞きたかった私だけど、彼は隣へ――最初に自分が座っていた椅子に――と移動していた。



