結局、私が何を呼びかけても 彼には聞こえなかった しばらく使わなかった私の力は もう無くなっていた ひぐらしは、私のことを 嘲るようにないていた もう、手遅れだと それでも私は 彼のそばにいた 彼がいつか また見える日が来るのではと 信じている 2度目の夏は 来なかった 彼は、引っ越して行った 私の体は 消えゆく運命のようだった 誰もいない なにもない部屋で 私は涙を流し 手を伸ばした どうか、幸せで 笑っていて...