明日実の指摘に、少し緊張して
アタシは頷いた。
「う、ん……、夜寝てると、その時の事がフラッシュバックして眠れなくて……」
同期とは言え、貴梨香ほど頻繁に
飲んだり泊ったり
するほどの仲ではないのに
こんな事を頼むのが申し訳ないなと思う。
「カウンセリングは受けてるんだけど、中々すぐは改善してはくれなくてさ」
出身が北海道で
こっちに出てきている友達も
ほぼ近くにいない。
親友とは言え、あの子には
なんとなく今は頼みたくないし……。
親に頼むだなんて
家の場合は
金銭的にも完全にアウトで
地元に就職しなかった自分の問題だ。
こう言う時に
コミュ力が問われるんだなと
へこみながら学んだ。
「わたしはどっちも大丈夫だよ?」
遥花は、すぐスケジュールを確認してくれて言った。
「あたしは、後ろのこの日なら泊まれるわ」
「せっかくだから3人でパジャマパーティしない?」


