「えー、せっかくオモチャ見つけたのに来なくなったら困るっスよ。
話聞くっスなんかあったんスか?」
思いっきりこの顔殴ってやりたい。
マリアと紗代子はもう既に帰ってしまっているし、私が翔に絡まれているのを見て見て他の子達も逃げるように帰ってしまった。
「みんな私の顔見ては何も言わず帰っていくのアレほんと辛い。
せめて、何かコメントしてほしい」
「なーに言ってんスか。
白龍の幹部である俺とつるんでる女になんか下手なこと言ってみるっス、その時点でソイツ退学もありうるっスよ」
「ま、俺の気分次第ってゆうのもあるっスけどね?」とケタケタと笑う。
いや、そんな物騒なことで頼むから笑わないでくれ、身の危険をすごく感じる。
「飛鳥は可愛いんスから自信もっていいっスよ、素直なヤツ俺は嫌いじゃないんで」
なに、え、なに?
急にデレちゃうの?翔くん悪魔なあの笑顔どこやってきた?え?

