「私千葉(ちば) マリアってええええ、
かわいいかわいいどうしよねえ!想像以上の可愛いさに私困ってる!
とりあえず抱きついてもいい?」
私に話しかけてきた金色の髪をポニーテールにしている彼女は私に了承を取るわけでもなく凄い勢いで抱きついてきた。
「んーいい匂い、お名前はなんでいうの?」
「橘 飛鳥だよー」
「飛鳥!!
私のことはマリアって呼んでね」
ようやく私を離したマリアは、人懐っこそうにニコニコとしている。
ま、まさかこれが友達というやつですか?
さっそく出来ちゃったみたいな?
「え、あの友達になってくれませんか」
「いやああああ、私の方こそよろしくお願いします」
この子絶対的いい子、もう大好き。

