「りみ、大丈夫?」


友達の藍ちゃんが心配してくれてた。

優しいなぁやっぱり(笑)


「大丈夫じゃないよ。

だって私、いつのまにか陸くんに恋しちゃってたみたい。


この報道があってからね、私、
自分の気持ちを確認できた…。」


できればこんな気持ち知りたくなかったよ…。

いつまでもアイドルの陸君で見ていたかった。


「だけど、今は陸くんの声聞くのも、
顔見るのも辛いの…。

もう少し時間があけばまた陸くんの声とか聞いても、涙は出てこないと思うの。

だから少しだけおやすみ、しようかなって思ってる。」


「…。

そうだね、そうした方が私もいいと思うよ!

りみのやりたいようにやればいい!」