「ここで待ち合わせしてるから!」

そういった葵はミスドのテーブルに荷物を置き、ドーナツの並んだカウンターへと並んだ。

この時、本当は分かってたんだ。

多分、男の子が来るんだろうなって。

陽菜はスタイルが良い訳でもなく、特別目立つようなタイプでもなかった。

そんな自分に自信がなく嫌いだった。

それでもJK。

華のセブンティーン。