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よしっ!学級日誌できたー!

学級日誌を書き終わり。あたりを見ると教室には私しかいなかった。

冬だから日が落ちるの早いこの頃、あっという間に暗くなる。

....日誌書いてて、だいぶ遅くなっちゃったな。そう思いながら帰り支度をしていると。

「杏花、帰るよ」

っえ?!

突然声が聞こえて来たため、私の体はビクッと揺れた。

声が聞こえたほうに振り返った。そこには幼なじみの晴がドアの前に立っていた。

「あ、あれ?まだ帰ってないの?」

って疑問に思いながら晴の答えを待つ。