初めて告白しようと呼び出したはずの相手が居ない。

身体中が心臓になったようになりながら屋上に行ったがそれは今、違う意味でとても早くなっていて帰りたい。


上から見るとややこしい形になっているここの高校の屋上はドアを開けると教室一つ分のスペースがありそこから広がって出来ていて四方にスペースがある。


私は隣のクラスの佐谷君に手紙を渡したはず、直接渡したはず。なのに何故でしょうか。

階段のど真ん中を陣取ってるの、あの人じゃんか!!話したくない!話しかけないで!!

神様仏様、いろんながみぃざまぁ~!