好きの代わりにサヨナラを【蒼編】《完》

ほのかがデビューしてから、ずっとsnow mistの活躍を応援してきた。

ほのかの卒業を記念してという訳ではないが、一区切りつけて今まで集めてきたCDや雑誌を整理しようと思っていた。

捨てるのは勿体なくて、綺麗に箱につめてしまっておくつもりだった。



古い順番に、CDを箱に入れていく。

デビュー曲のほのかは、まだ素人のような初々しい顔をしていた。

幼かったほのかはどんどん成長して、今では少女というよりすっかり大人の女性らしくなっている。

芸能界で輝き続けたほのかは、一般人の俺には手が届かないほど綺麗になっていた。

最後のシングルを箱につめた時、インターホンの鳴る音が聞こえた。