「うぅ・・・辛い・・・」


「よし!まずは何から乗るか!?」


なんで奏多は
こんなにウキウキしてるの・・・?

奏多は遊園地の地図を見ながら
子供のように目を輝かせていた。


「お好きにどうぞ・・・」


「そうか!じゃあまずは・・・、
やっぱりジェットコースターだな!?」


そう言うと、
奏多はジェットコースターの方へと走り出した。


「ちょっと・・・!急に走らないでよ!」


ジェットコースターに乗る、
隣に座っている奏多は終始ニコニコしていた。

・・・一方で私は、
終始恐怖の表情だったに違いない。


「楽しかったな!もう一回乗ろう!」


「・・・無理」