「言い訳するな。
さぁ!さっさと着替えろ!
勿論、着替えるのは昨日買ったワンピースだからな!?
俺は外で待っててやるから!」


そう言うと奏多は部屋のドアを開けて出て行った。


「なにが”待っててやる”よ!
何様だってーの!?」

私はドアに向かって枕を投げつけてやった。


すると私はとあることに気がついた、
黒服の女性二人はまだ部屋に残っていたのだ。


「あの・・・、
お二人は出てかないんですか?」