「あら~!似合うじゃない!?」


「そ、そうですか?
こんなかわいいのが私に・・・?」


フリフリのワンピースを着せられた幸奈は不満げに言った。


「幸奈ちゃんも、
その服に負けないくらいかわいいんだから!」


「自信もって!」と久々知先輩は幸奈を褒めていた。


「うーん・・・でもぉ・・・」


「ね!?あなたも似合ってると思うわよね!?」


俺に同意を求めてきた。


「まぁ・・・、似合ってはいるな?」


「えぇ・・・」


幸奈はますます不満げだ。


「だがなぁ・・・?」


「あら、・・・どうしたの?」