「・・・な!なんでだ!?」


「こんなでかいの!一人用じゃない!
家族とかで住む普通の家じゃん!」


「なんだ?それは褒めてるのか?
あぁ。一人じゃさみしいのか・・・?!
だったら、俺も一緒に住んでやろうか?」


「違う!!大体、普通の生徒は、
さっきの寮に一部屋なんでしょ!?
私ばっかりこんなので暮らせない・・・」


「因みに2人一部屋だ」


「だったら尚更!私ばっかりこんな贅沢な・・・!
恨まれそうだし・・・」


「それが本音か。
安心しろ、お前には手出しなんてさせない、
他の男には指一本触れさせない」

奏多は妙に真面目な表情で言った。