戻ると幸奈は真っ先に
母親に駆け寄ってジュースを渡した。


「はい!元気出してね!」


「幸奈・・・ありがとう・・・」


母親が幸奈を抱き寄せた。


「あ、あの・・・
僕そろそろ戻ります・・・」


「そうか、幸奈と遊んでれてありがとう」


「奏多くんじゃあね!また遊ぼうね!?」


「・・・うん!」