帰り道、ケーちゃん先輩は
いつも通りのケーちゃん先輩だった。

「そういえば幸奈ちゃん、
今日は奏多君になんて言って来たの?」


「あぁ・・・、
凛音ちゃんと遊ぶって言って来ました!」


「凛音ちゃんって・・・あぁ!
前、奏多君と一緒にいた子ね?」


「そうです!あの時は、
ちょっとびっくりしましたけど・・・」


「ふふ・・・、浮気かと思って?」


「そ、そんなんじゃ・・・
ない・・・と思います・・・」


「そっか・・・やっぱり幸奈ちゃんは
奏多君じゃなきゃダメなのね?」


「そ、それは・・・」


ちょっと府に落ちなけど、
確かにそうなのかもしれない・・・