「あ・・・」

違ったと思い、私は視線を落としたが、
その男性は私のほうを見ながら微笑んだままだった。


な、なんだろう?
・・・ナンパ・・・かな?


「あれ?やっぱりわからなかな?」


あれ、この声・・・
どっかで聞いたことがあるような・・・


「もしかして・・・ケーちゃん先輩?」


「そうだよー!やっと気づいた!」


「だって・・・!
いつもと雰囲気が違いすぎます!」


いつものケーちゃん先輩の私服は
女装とまでは行かないけど
女性らしい服をよく来てたし・・・