昼休みになり、私は奏多と食堂に来た。


食堂でお昼ご飯を買い、
席を探していると声が聞こえてきた。

「は~い!幸奈ちゃんー!
こっちこっち!席とっておいたわよ~!」


見渡すと少し離れた席で
ケーちゃん先輩が大きく手を振っているのが見えた。


「・・・あ!ケーちゃん先輩!
わざわざありがとうございます!」


「あいつ・・・」


「奏多行こ!」


「チッ・・・」

わたしはケーちゃん先輩が
とっておいてくれた席に座り、
食堂で買ったお昼ご飯を並べた。