「迎えなら結構だ!
幸奈は俺と一緒に登校するからな?」


「奏多、ケーちゃん先輩に失礼でしょ!?
ケーちゃん先輩、3人で一緒に行きましょ!」


「えぇそうね!
幸奈ちゃんは相変わらず優しいわね!?」


「そんなことないですよ、
先輩は大切な存在ですから・・・」


「幸奈・・・ちゃん・・・」


「じゃあ、私支度してきますから!
ちょっとだけ待っててください!」


「えぇ、待ってるわ!」


私は鞄を取りに一旦寮の中に戻った。