「確かに連絡来たけど・・・
まさか昼休みに迎えに来るなんて思わないでしょ!?」


「な、何の話なの!?」


私が人混みからようやく抜け出せたら、
凛音ちゃんが奏多と喧嘩していて、
私のことで何か話していたのが聞こえた。


「幸奈!迎えに来たぞ!」


奏多は私の質問に答えず、
嬉しそうな顔で叫んだ。